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トルテリーニ : ウィキペディア日本語版
トルテリーニ
トルテッリーニ(Tortellini、単数形はTortellino)は、薄く伸ばした正方形の生地にラビオリのように詰物をして、それを三角形に折り、両端を合わせて指輪状にしたパスタ〔『改訂西洋料理料飲接遇サービス技法』 職業訓練教材研究会 2009年 p.29〕である〔海老坂武は『パリからの旅1989-1991: いま、ヨーロッパは』中央公論社 1992年 p.69で「イタリア風ぎょうざ」と評している。〕。

== 概要 ==
詰め物の基本的な材料は、豚ロース肉(生でもよいが、伝統的なのはローズマリー、にんにくみじん切り、塩、胡椒でマリネして2日休ませてバターソテーしたもの)、生ハム、ボローニャのモルタデッラ、パルミジャーノ・レッジャーノ、卵、ナツメグ。また前述材料の肉類はすべて細かく刻むかミンチにする。トルテッリーニは、雄鶏と雄牛で作ったブイヨンスープの中に入れて食べるのが伝統的。
トルテッリーニは元々はイタリアのボローニャから広まったものとされている。〔、起源については、ボローニャとモデナの間で論争があるとのこと。後述のビーナスの話もこれに絡んだ口承と思われる。ビーナスの話は英語版、ドイツ語版にはあるものの、イタリア語版には記載がない。出典も不明。〕
ボローニャでは1974年12月7日、商工会議所によりイタリア料理アカデミーにボローニャ料理として登録されている。ボローニャでは典型的な日曜日のメニューとして知られている。雄鶏と雄牛のスープで頂くトルテッリーニ(トルテッリーニ・イン・ブロート)のレシピもそこに合わせて明記されている。このトルテッリーニ・イン・ブロードはクリスマスの定番メニューにもなっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トルテリーニ」の詳細全文を読む



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