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トレビアの戦い[とれびあのたたかい]
トレビアの戦いは、第二次ポエニ戦争中の紀元前218年12月18日、イタリア半島のピアチェンツァ近郊、トレビア川を挟んで行われた戦い。ハンニバル率いるカルタゴ軍と、ティベリウス・センプロニウス・ロングス率いるローマ軍が交戦し、カルタゴ軍が勝利した。 == 背景 == 紀元前218年、アルプス越えによってイタリア半島に侵入したカルタゴ軍は、迎撃に向かった執政官プブリウス・コルネリウス・スキピオ率いるローマ軍をティキヌスの戦いで破った。スキピオはピアチェンツァまで軍を後退させ、もう一人の執政官ティベリウス・センプロニウス・ロングスの率いる軍団の合流を待った。その間にハンニバルはガリア・キサルピナの現地部族を懐柔し、自軍の増強に努めた。 40,000名近くまで兵力を増やしたハンニバルは南下して、トレビア川を挟んでローマ軍の野営地と対峙した。この頃にはローマ軍もすでに合流を完了していた。ローマの執政官は一日ごとに軍の指揮権を交代するよう定められていたが、スキピオは先の戦いで負傷していたため、この時にはロングスが全軍の指揮を取っていた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トレビアの戦い」の詳細全文を読む
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