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トロージャン・T103 : ウィキペディア日本語版 | トロージャン・T103[とろーじゃんてぃー103]
トロージャン・T103(Trojan T103)は、トロージャンが1974年のF1世界選手権用に開発したフォーミュラ1カーである。 == 概要 == マクラーレンのF5000マシンなどの製作を行っていたトロージャン・リミテッド〔がF1参戦にあたって開発。ブラバムのマシンデザイナーをつとめたロン・トーラナックが手がけたF1マシンだが、実質はトロージャンのF5000マシン、T102を小改造して制作されたものであり、サスペンションなど各部品はF102と共用〔『オートスポーツ』、p.65。〕。。F5000用シボレー・5リッターV8からDFVにエンジンが変更されたのにともない、モノコックが約10センチ延長されている〔。ラジエターはスポーツカーノーズに左右2分割されて内蔵される。 鈴木自動車の英国法人とトロージャンの関連企業であるホームライトのスポンサーを受け〔『オートスポーツ』、p.64。〕、第4戦スペインGPより登場。モナコGPからスポーツカーノーズが取り払われ、むき出しにされたラジエターの上部に一枚板のフロントウイングを乗せる改造を施される〔。成績はベルギーGPとオーストリアGPの10位が最高で、イタリアGPをもってチーム共々姿を消した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トロージャン・T103」の詳細全文を読む
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