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トーマス・"トム"・ウィリアム・コートニー (Thomas "Tom" William Courtney、1933年8月17日-)は、アメリカ合衆国ニュージャージー州出身の陸上競技選手。1956年メルボルンオリンピックの金メダリストである。 == 経歴 == コートニーは、フォーダム大学の学生だった1955年に、全米学生選手権の880ヤードを制して大きく注目を浴びる。翌年のAAUの大会の400mも制し、1956年メルボルンオリンピックに出場する。 コートニーは、800mに出場。決勝ではイギリスのデレク・ジョンソンと激しい勝負を繰り広げる。コートニーは、残り40mとなったところまでジョンソンにリードを奪われていたが、最後は逆転し0.13秒差で金メダルを獲得。ゴール後、疲れ果て倒れ込んだ。彼は後にこう述べている。「今までに味わったことのない苦しさで頭が割れそうだ」 表彰式はコートニーとジョンソンが回復するまで、予定より1時間遅らさざるをえなかった。それほど衝撃があったにもかかわらず、コートニーは4×400mリレーのアンカーとして再びレースに出場し金メダルを獲得した。 コートニーは、1957年5月に880ヤードで1分46秒8の世界新記録を樹立した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トーマス・コートニー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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