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トーマス・ムンケルト (Thomas Munkelt、1952年8月3日 - )は、東ドイツの陸上競技選手。1970年代から1980年代初頭にかけ活躍した110mHの選手で、1976年モントリオールオリンピックと1980年モスクワオリンピックに出場。モスクワオリンピックでは金メダルを獲得した。ザクセン州ライプツィガー・ラント郡ツェドリッツ出身。 ムンケルトは1975年の東ドイツのチャンピオンで、同年に開催されたヨーロッパカップでも勝利している。1976年モントリオールオリンピックに初出場。5位に終わったものの、翌年のワールドカップとヨーロッパカップでは勝利している。 1978年にはヨーロッパ選手権を制し、メジャー大会初勝利を飾った。 ムンケルトが選手として最も輝いたのは1980年モスクワオリンピックであった。この大会でムンケルトは13.39秒で、2位のキューバのアレハンドロ・カサナスと100分の1秒差という激戦を制し金メダルを獲得する。この大会で彼は4×100mリレーにも出場し5位となっている。 ムンケルトは、1982年のヨーロッパ選手権も制し2連覇を飾っている。さらに、4×100mリレーでも銀メダルを獲得した。 1983年には再びヨーロッパカップを制す。しかし、同年に開催された第1回の世界選手権では5位という結果に終わっている。 1984年のロサンゼルスオリンピックに東ドイツがボイコットすることに決めた後、ムンケルトは競技を引退した。 ==自己ベスト== * 110mH 13秒37 (1977年8月:ヘルシンキ) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トーマス・ムンケルト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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