|
クアヌア語(クアヌアご、Kuanua)は、パプアニューギニア東ニューブリテン州(ニューブリテン島)のガゼル半島(ラバウル、ココポなどの町がある)に住むトライ人 (Tolai) の話す固有言語の一つ。トライ語ともいうが、トライは民族名であり、トライ人全てがクアヌア語を話すわけではない。また、グナン・ツナ語(Gunantuna)という別名も存在する。 オーストロネシア語族大洋州諸語 (Meso-Melanesian) に分類される。パプアニューギニアの多くの固有言語は、トク・ピシンの普及により危機に瀕しているが、クアヌア語にはまだ10万人ほどの母語話者がおり、危険はないとされる。ただし、現在ではトク・ピシンからの借用語が多くなっている。クアヌア語自体がトク・ピシンの基層言語の一つである。 語順はSVO型。人称代名詞は4つの人称(一人称[両数以上には相手を含める包括形と含めない除外形がある]、二人称、三人称)と4つの数(単数、両数、三数、複数)で使い分ける(性の区別はない)。 == 脚注 == == 参考文献 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クアヌア語」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tolai language 」があります。 スポンサード リンク
|