|
モーセ五書(モーセごしょ)、時にはトーラ()とも呼ばれることがあるが、旧約聖書の最初の5つの書である。モーゼの五書、律法(りっぽう)、ペンタチュークとも呼ばれる。これらはモーセが書いたという伝承があったのでモーセ五書と言われるが、近代以降の文書仮説では異なる時代の合成文書であるという仮説を立て、モーセが直接書いたという説を否定する。ただし保守的なキリスト教会と学者は今日もモーセ記者説を支持している〔尾山令仁『聖書の権威』羊群社〕〔ヘンリー・シーセン『組織神学』聖書図書刊行会〕。また正教会における註解書には、こうした学説の対立に触れず、「伝統的に」モーセが著者であるとされているという記述にとどめているものもある〔"Orthodox Study Bible" (正教聖書註解) P. 1, 65, 117, 160, 210 (2008年)〕。 == モーセ五書一覧 == *創世記「」(ヘブライ語の原題は「初めに」〔、ヘブライ語対訳英語聖書 〕の意味) *出エジプト記「」(ヘブライ語の原題は「名」〔、ヘブライ語対訳英語聖書 〕の意味) *レビ記「」(ヘブライ語の原題は「神は呼ばれた」〔、ヘブライ語対訳英語聖書 〕の意味) *民数記「」(ヘブライ語の原題は「荒れ野に」〔、ヘブライ語対訳英語聖書 〕の意味) *申命記「」(ヘブライ語の原題は「言葉」〔、ヘブライ語対訳英語聖書 〕の意味) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「モーセ五書」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|