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トーリン・オーケンシールド : ウィキペディア日本語版
トーリン・オーケンシールド
トーリン・オーケンシールド()ことトーリン2世 (、 第三紀2746年 - 2941年)はJ. R. R. トールキン小説『ホビットの冒険』の登場人物。『指輪物語』、『終わらざりし物語』にも言及がある。トーリンの父は、エレボールより流離の身となったの王スライン2世であり、祖父は「山の下の王」スロールである。トーリンは13人のドワーフ一行の長として、のドラゴンスマウグから先祖の宝を奪回すべく旅に出た。トーリンが最も取り戻したいと欲していたのはアーケン石と呼ばれるドゥリンの一族の家宝であった。
== 特徴 ==
トーリンは挙措尊大で厳格な王であると描写されている。195歳(ドワーフの寿命は約250年)。歌と竪琴の演奏に秀で、首には黄金の鎖をし、「長鬚族」の王にふさわしくその鬚は非常に長い。彼の頭巾は青空色。彼は青の山脈(エレド・ルイン)の住処を「流離の身の侘び住い」と呼び、一族の悲運への憤懣とスマウグへの復讐の念を忘れることはなかった。エレボールへの遠征途上、いにしえので作られたエルフの名剣オルクリストを手に入れる。彼は勇敢かつ有能な戦士でもあったが、頑固で高慢、復讐心に燃え、彼の先祖の財宝に対する貪欲、中でもアーケン石に対する激しい所有欲は、『ホビットの冒険』における悲劇を生んだ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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