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ドアラ(''DOALA'')は、プロ野球球団中日ドラゴンズのコアラをモチーフにしたマスコットである。背番号は1994。1994年からマスコットとしてドラゴンズの数々の試合に登場している。中日メインマスコットのシャオロン&パオロン両名の鈍重コンビのアクションを補うべく、バック宙やバック転等を披露している。 名古屋市とコアラの関係は深く、1984年(昭和59年)に初めてコアラが来日したのが名古屋市(名古屋市とシドニーが姉妹都市関係にある)であり、以来、東山動植物園では一番の人気者である。 ドラゴンズとコアラの関係は1987年からウインドブレーカーのワッペンにコアラが登場し、ホームラン人形にもコアラを使うようになった(元々はこの人形のことをドアラと呼んでいた)。その人気にあやかって1994年から登場したのが現在のマスコットのドアラである。 == 風貌・特徴など == ドラゴンズマスコットのアクション担当。性別は男。年齢は「アルコールOK(被選挙権があるかどうかは不明)」歳、身長は「アジアの頂点」cm、体重は「圧倒的な存在感」kg(この3つは「ドアラのひみつ」より)〔なお2008年にナゴヤドーム前矢田駅に設置された「ドラゴンズロード」でのドアラのプロフィールには「身長:190cm、横幅90cm」とある。〕。頭はコアラ、胴体は細身の引き締まったヒトの形で、野球ボールのような青くて大きな丸いしっぽを有する。体色はチームカラーと同じ青色。耳はとても大きく、白く長い耳毛を生やしている。眉は太く垂れており、つぶらな瞳で、鼻は黒くて大きく、口はいつも無機質に笑っている。顔部分色のみ、薄い肌色である。 着ているユニフォームは中日選手陣と同じデザインが用いられており、背番号はデビューした年にちなんで1994。ビジター戦の際は選手と同じく青いビジターユニフォームを用いる。靴は大きく厚みのある楕円型で、色は体色と類似したドラゴンズブルー。側面に白でカタカナの「ド」をあしらったロゴがプリントされている。イベント等でスーツを着用する事があるが、その際にはしっぽを出す為にズボンの前後を逆にする。これはしっぽをしまうと死んでしまうため。ちなみにこのスーツはAOKIの「もてスリム」。 本人曰く「気弱で引っ込み思案、無口だがお調子者」とのことだが、実際には傍若無人なパフォーマンスを繰り広げ、周囲がどうであろうとも自らの存在感を存分にアピールする行動を繰り返す傾向にある。時折、逆に「棒立ちになったまま微動だにしない」といった奇行を見せることもある。 年収はパンの現物支給。主食は5枚切りのパン。愛用のシャンプーはブルガリ。使用している暖房器具は石油ファンヒーター。お笑いが好きでお笑い番組を頻繁に見るとのこと〔2008年1月2日「中日ドラゴンズ石黒広報トークショー&ドアラもやってくる!」にて〕。この他にも「手羽先」「コーン」は好物であるが、「味噌カツ」は苦手である。好きなゲームはスーパーファミコンの「パネルでポン」。将来の夢は「いつも寝ている生活」。 初期は顔が丸く赤みを帯び、目が小さかった。その後マイナーチェンジを2回行い、現在の顔になる。また、初期のユニフォームにはHITACHIやSUZUKIの広告が付いていた(「誕生から現在まで」の1994年の項も参照)。 『日経エンタテインメント!』2008年1月号誌上にて勝手にエンタ!大賞「あまりに自由過ぎるで賞」を受賞。「老若男女に愛される自由なパフォーマンス」が受賞理由。2008年度の名古屋市営地下鉄名城線で運行しているドラゴンズトレインの車内広告で、ドアラ自身は森野のことを「ライバルだと認識している」ことが明らかになった。 2011年8月17日の対巨人戦では、「エイデンエコナイター」として開催された試合に合わせ「エコドアラ」として登場。登録名はECO DOALAで背番号は2011。風貌は普段と変わらないが、自然を意識していずれも緑色の耳を覆う被り物・靴・ワッペン・葉を模した飾りを付けた手袋・しっぽには同じく葉を模した飾りを付け、観客に自然を大切にする気持ちを喚起していた〔 ドラゴンズ公式ブログ 〕。但し頭の被り物はチャックが閉まらず、後頭部の青色が見えていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドアラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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