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外務省(がいむしょう、、略称はAA)は、ドイツ連邦共和国の中央省庁。外交と欧州連合との関係を担当する。2013年以来、外務大臣はフランク=ヴァルター・シュタインマイアー。日本語では便宜上「ドイツ外務省」とも表記する。 == 歴史・概要 == 現在のドイツ外務省は、1870年設立の北ドイツ連邦外務省及びドイツ統一後の翌1871年にそれを引き継いで設立されたドイツ帝国外務省に起源を持つ。ドイツ帝国成立直後は、外交家としても辣腕を揮った鉄血宰相ビスマルクによって指導され、外務省内には、政務・経済局と法務・領事局が設置されていた。 第一次世界大戦後に発足したワイマール共和国では、外務省官制も再編成され、より近代的な官僚制に移行した。1933年のナチス政権成立直後は、従来からの外務省及びヒトラーの外交顧問であったヨアヒム・フォン・リッベントロップの個人事務所である「リッベントロップ事務所」による「二元外交」が一時出現したが、1938年にはリッベントロップが外相に就任し、形式的には外務省に外交が一元化された。 第二次世界大戦後のドイツ東西分裂により、ドイツ連邦共和国(西ドイツ)では1951年3月15日ボンに外務省を設置した。ドイツ再統一がなると、1999年にベルリンの旧ドイツ社会主義統一党本部ビル(旧ライヒスバンク本店)に中央機能を遷し、現在に至っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「外務省 (ドイツ)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Foreign Office (Germany) 」があります。 スポンサード リンク
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