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ドイツ連邦議会1983年選挙 : ウィキペディア日本語版 | 1983年ドイツ連邦議会選挙[1983ねん どいつ れんぽうぎかい せんきょ] 1983年ドイツ連邦議会選挙(1983ねん ドイツ れんぽうぎかい せんきょ)は、ドイツ連邦共和国(当時西ドイツ)の下院に該当する連邦議会(Deutscher Bundestag)の議員を選出するため1983年3月に行われた選挙である。 ==概要== 前年の1982年10月1日、当時のヘルムート・シュミット首相(SPD)に対する建設的不信任〔ドイツにおいては、政治の安定を図る観点から、連邦首相を不信任するためには後任となる首相を新たに議会で選出する必要があるため(基本法67条)、不信任を出しにくい仕組みとなっている。〕成立で後任の首相に就任したコール首相は、議会における安定多数を確保し、政治的基盤を固めるために、連邦議会議員の任期を一年前倒しする形で連邦議会を解散〔信任動議の否決を受けた基本法68条に基づく解散で、1972年の時に続いて、2回目となった。尚、この時与党議員のほとんどを棄権させて信任動議を野党に「否決」させたが、このような解散手法に対し、基本法に違反するとして、憲法裁判所に訴えが提起された。最終的に信任案否決は4対3の僅差で認められたが、首相の議会解散権については「首相が議会多数派の継続的信任に支えられた政治をもはや意味あるかたちで行いえないほど、連邦議会における政治的力関係が首相の行為能力を損ない、麻痺させ」るような場合にのみ、信任動議否決に基づく解散が認められるとした。参照:ドイツ現代史研究会ニューズレター第3号(2005年7月) (PDFファイル)〕したことで行われた選挙である。連邦議会史上初めて成立した「建設的不信任投票」によって、SPD+FDP政権から、CDU/CSU+FDP政権への移行に対する賛否を問う国民投票的性格が強い選挙となった。
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 West German federal election, 1983 」があります。
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