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ドゥッシャーサナ : ウィキペディア日本語版
ドゥフシャーサナ

ドゥフシャーサナまたはドゥッシャーサナ(Dushasana, デーヴァナーガリー : दुःशासन)は、インド叙事詩マハーバーラタ』の登場人物。
盲目の王とその妃の間に生まれた、カウラヴァの100人兄弟の次男で、ドゥルヨーダナの弟である。
ドゥフシャーサナは兄のドゥルヨーダナを生涯慕い、そのドゥルヨーダナがパーンダヴァ兄弟に対して行った数々の策略に深く関わった。
==ドラウパディーの衣剥ぎ==
ドゥルヨーダナ一派は、兼ねてより、従兄弟のパーンダヴァ兄弟を敵視していた。
そこで彼らは、パーンダヴァ兄弟をサイコロ賭博に誘い、ユディシュティラが賭けた財産、王国、その兄弟や妻のドラウパディーを詐術によって全て奪った。
賭博において、ドラウパディーが勝ち取られるという前代未聞の出来事において、その場は騒然となった。
をはじめとするクル家の家臣らの批判も聞かず、ドゥルヨーダナはドゥフシャーサナに、その場にドラウパディーを連れてくるように命じた。〔上村勝彦訳『原典訳 マハーバーラタ2』ちくま学芸文庫、2002年発行(404ページ)〕
ドゥルヨーダナの命令を聞くと、ドゥフシャーサナは力づくで髪を掴みながら、ドラウパディーを引き摺り連れて来た。
そういった彼らの暴挙を、カウラヴァ兄弟の一人ヴィカルナは非難したが、ドゥルヨーダナの盟友カルナはそのヴィカルナの発言に怒り狂い、
既に勝ち取られたパーンダヴァ達は奴隷であるも同然だとして、ドゥフシャーサナに「パーンダヴァとドラウパディーの着物をはぎとれ」と命じた。〔同書、(411ページ)〕
ドゥフシャーサナはドラウパディーの衣に手をかけたものの、不思議なことに、その衣は引っ張られる度に新しい衣が現れて、決して脱がされることはなかったのだった。
しかし、このことに、ドラウパディーの夫の一人であるパーンダヴァの次男ビーマは怒り、「私はドゥフシャーサナの胸を裂いて、その血を飲むだろう」と誓いを立てた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ドゥフシャーサナ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dushasana 」があります。



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