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ワリオ(Wario)は、任天堂が発売したコンピュータゲームのシリーズであるマリオシリーズに登場する架空のゲームキャラクター。 == 登場の背景 == 初登場は1992年10月21日発売のゲームボーイ用アクションゲーム『スーパーマリオランド2 6つの金貨』。同シリーズの主人公であったマリオに敵対する、マリオに似た格好をした新たなライバルキャラクターとして誕生した。キャラクターデザインは、任天堂に所属するグラフィックデザイナーの清武博二。清武自身がモデルとされることも多いが、清武自身は否定している〔ただし『スーパーマリオランド3 ワリオランド』の小学館公式ガイドブックに掲載された開発スタッフへの質問「身近にワリオに似ている人はいますか?」では、清武は「いません」と回答する一方でそれ以外のスタッフは皆「ワリオは清武に似ている」と答えている。〕。 初出の『スーパーマリオランド2』ではマリオ城を乗っ取りマリオランドの住民達に魔法を掛けて手下にするという悪役(ボスキャラクター)として登場し、1993年発売の『マリオとワリオ』でもマリオ達にバケツを被せて妨害するという悪役であった。しかし、1994年発売の『スーパーマリオランド3 ワリオランド』にてマリオに代わって主人公を務め、その後は主役級キャラクターとして独立したシリーズを持つことになり、その他のマリオシリーズを始めとする様々な任天堂のコンピュータゲームにも登場するようになる。マリオやルイージと同様、チャールズ・マーティネー(Charles Martinet)が声優を務めている。ワリオが登場する日本のCMでは全て大塚周夫が務めており、マリオファミリーで唯一日本での声優が固定されている〔なお、マリオやルイージ等にも日本の声優は居るがOVAやCMごとに声優が異なり、ドンキーコングは国内外で共通のため含まないものとする。〕。『マリオパーティシリーズ』(2まで)と日本版『マリオカート64』(海外版はチャールズ)、『マリオカートアドバンス』ではトーマス・スピンドラーが担当した。 名前の由来は「悪い」と「マリオ」の合成であり「マリオに似た悪役キャラ」というコンセプトをそのまま表した名前である。また、「マリオ」のローマ字表記「MARIO」の「M」を上下反転すると「WARIO」となり、「マリオの逆」という意味も含む。デザイナーの清武博二曰くかなりいい加減にデザインが決まったらしく、ワリオという名も仮名だったのがいつのまにか正式名になっていたという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワリオ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Wario 」があります。 スポンサード リンク
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