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ドデカン酸 : ウィキペディア日本語版
ラウリン酸[らうりんさん]

ラウリン酸(ラウリンさん、)は炭素数12の飽和脂肪酸である。示性式は CH3(CH2)10COOH で、IUPAC系統名ドデカン酸 dodecanoic acid である。ココナッツオイルヤシ油に含まれる主な酸で、抗菌活性を持つと考えられている。
== 概要 ==
粘膜組織をわずかに刺激するものの毒性は非常に低いため、石鹸シャンプーに多く用いられる。ラウリン酸ナトリウムはこの化合物の最も一般的な誘導体であり、上記の目的にはこれが用いられる。非極性の炭化水素鎖と極性カルボン酸部位を持つので、などの極性溶媒の両方に対して相互作用でき、界面活性剤として水を油に溶かすことができる。シャンプーが髪や頭皮から油を落とすことができるのはこのためである。
ラウリン酸は安価で保存性に優れ、また、無毒であり取り扱いやすいことから、凝固点降下の理科実験によく用いられる。室温では固体だが沸騰する湯で簡単に融かすことができるので、様々な溶質を溶かし、分子量を決定するのに使うことができる。
還元すると 1-ドデカノールを与える。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ラウリン酸」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lauric acid 」があります。



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