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本項目ではドミニカ共和国のイスラム教について記述する。 == 概要 == 総人口の0.02%に当たる3000人がムスリムと推定されているが、信者数の正確な把握は難しく、統計によってかなりのばらつきがある。人口の大部分はローマ・カトリックを奉じているものの、ムスリムもドミニカ共和国イスラム団やドミニカ共和国イスラムセンター(本部マイアミ)のような国内組織を結成している。イスラム団の試算では、現在のムスリム人口は、多数の改宗者を含め3000人以上に上るとしている。近年、ドミニカ人の改宗者をリーダーとする新たな団体・ドミニカ・イスラム組織が結成された。 イスラム団は首都サントドミンゴにドミニカ共和国初のモスクを建設。国立政治学院やイベロアメリカ大学(UNIBE)から徒歩5分の場所に立地しており、都市周辺のムスリムが気軽に立ち寄っている。土地購入に当たっては地権者と合意を交わし、285万ドミニカペソを費やし建設した。 モスクでは1日5回礼拝(サラート)が行われ、週末になると女性や子供向けにイスラム教関連の講義を提供。また無料の医療相談や、モスクの裏手にあるビル内でConsulta Al-Foutoryという無料薬局を運営している。マスジド・アル・ノールは国内唯一の正規のモスクとして広く知られ、2つのイード、ラマダーン、金曜礼拝、1日5回の礼拝には数多くのムスリムを受け入れている。しかしながら、サン・ペドロ・デ・マコリスの(サン・ホセ・デ・)ロス・リャノス地区にモスクがもう1つあり、改宗したドミニカ系イマームが運営。ロス・リャノスはマスジド・アル・ノールから車で約30分の場所にある。 ムサッラ・アルヒダッヤはサンティアゴ・デ・ロス・カバリェロスで金曜礼拝を行い、ムサラフ・アルナバウィは、東部のプンタ・カナにある観光地ババロで地元や観光で訪れるムスリムの面倒を見ている〔Latin American Dawah Organization, Muslim Organizations in Latin America, Online http://www.latinodawah.org〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドミニカ共和国のイスラム教」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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