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ドラえもんは、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』に登場する架空のネコ型ロボット〔連載初期の初期相関図では「イヌとネコのできそこないロボット」との記載がある(藤子・F・不二雄大全集1巻掲載、『小学三年生』1970年2月号初出)。〕。漫画作品『ドラえもん』の主人公。 == 概要 == 作品のナラティヴィティはほとんどがのび太の目線で描かれており、ドラえもんの目線で描かれることは比較的少数である〔ただし第7巻「好きでたまらニャイ」やアニメ版オリジナルエピソードなど、主人公であるドラえもんが主役として活躍する話は存在する。〕。そのため野比のび太が主人公という見方もできるが、作者は「物語の主人公はドラえもん(『ド・ラ・カルト ~ドラえもん通の本~』)で、のび太は副主人公(『ドラえもんチャンネル』インタビューページ 藤子・F・不二雄先生)である」といった発言をしている。ただし、原作では『ドラミちゃん』として描かれた作品を『ドラえもん』に統合している話もあるため、全話登場していない。アニメ版では全話登場している。 量産型の子守用ネコ型ロボット(友達タイプ)〔『ド・ラ・カルト~ドラえもん通の本~』14ページには「ドラえもんのおいたち」(初出不明)が描かれており「子もり用」とは区別され「友だち用」ロボットとして設定されている。〕。性別は雄。何をやらせてもドジばかりの小学生・野比のび太を一人前の大人にするため、22世紀の未来からやってきた。普段はのび太の家に居候しており、のび太の部屋の押入れがドラえもんの寝床となっている。親類として、子守用ネコ型ロボットのサポートのために特注で作られた、妹のドラミがいる。なお、テレビアニメ第2作第1期でのみの設定として、2125年にはすでにネコ型ロボットタイプ直系の後継機がロールアウトしており、発展型の「スーパードラえもん」が22世紀デパートで高級品として販売されている(容姿は現在のドラえもんに耳をつけ、眉を凛々しくしたもの)〔『ドラミちゃん アララ・少年山賊団!』の冒頭部分にその様子が描かれている〕。 『ドラえもん百科』では「特定意志薄弱児童監視指導員」の肩書きを持つ。テレビアニメ第2作第2期では個体番号MS-903となっている〔テレビアニメ第2作第2期「ドラえもんが生まれ変わる日」(2007年9月7日放送)、「ドラえもんの長い一日」(2009年9月11日放送)〕。 作中のメインとなるのび太の小学生時代において、周りの人間と同じような行動(普通に外出するなど)にも関わらず、奇妙な目で見られるようなことはほぼない〔ただしテレビアニメ第1作オープニングの映像では、すれ違った人や犬が皆ドラえもんの姿を見て驚いている描写が繰り返し描かれている。〕。なお彼は、通りかかった知らない人から道を聞かれることさえある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドラえもん (架空のキャラクター)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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