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ドラゴンスレイヤー () は、竜/龍(ドラゴン)をも殺すことのできる神話上の武器、あるいは竜殺しの英雄のこと。作品によってはドラゴンキラー(Dragon Killer)、ドラゴンベイン(Dragon Bane)、屠竜(とりゅう)とも。 ファンタジーや神話・伝説において、ドラゴンは幻獣の中でも特に強大な存在として描かれ、これを倒すことのできる武器あるいは英雄は、絶大な力を秘めるものとして「ドラゴンスレイヤー」、すなわち「竜殺し」と讃えられている。竜殺しの物語で基本的な類型は、洞窟などで財宝を守るドラゴンと、それに挑む勇士の戦いというものであり、世界中に散らばる英雄伝説の中では、竜退治は重要な要素ともなっている。 == 神話・伝説が語る竜殺し == === ベオウルフ === 古代・中世イギリスの英雄叙事詩『ベオウルフ』は、現在のスウェーデン南部の地に住んでいたイェーアト族の勇士ベオウルフの生涯と、2度にわたる人外の魔物との戦いを歌った叙事詩である。第1部ではデネ(デンマーク)にあるヘオロット城を騒がしていた2人の巨人、グレンデルとその母親と、若きベオウルフの組み討ちが描かれ、第2部ではデネ王に就いて老域に達したベオウルフが、塚の宝物を守る炎を吐く竜を退治しに赴き、そこで苦戦しつつも竜と刺し違える様が描写されている。 ベオウルフ王は名剣ネイリングをふるって竜の頭に叩きつけるが、あまりの膂力と竜の硬さの挟み撃ちにあって、さしもの名剣も砕け散ってしまった。その隙を突いて、竜はベオウルフ王の喉もとに噛み付き、致命傷を与えるが、同時に王は短剣で竜の頸を切り裂き、竜を仕留めた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドラゴンスレイヤー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dragonslayers 」があります。 スポンサード リンク
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