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ドラゴンボールオンライン (DRAGON BALL ONLINE) は、日韓共同製作で開発されたオンラインMMORPG。 バンダイコリアが製作を主管、NTLが企画・開発を担当し、原作者の鳥山明が全面監修をしている。 大韓民国ではCJ Internetが運営し、2009年9月からクローズドβサービスが開始され、2010年1月14日から正式サービスが開始され2013年9月26日に終了した。台湾版、香港版、中国版もサービスが開始されたが2013年10月31日で終了しており、日本でのサービス開始は行われなかった。 == 概要 == 原作『ドラゴンボール』から約250年後のエイジ1000が舞台。地球には地球人の他に、ナメック星人、魔人族などが一緒に暮らしているが、原作に登場したキャラクターは既に亡くなっている者が多く、平和な時代が長く続いているため、高い戦闘能力を持つ者もいない〔「G★2009『ドラゴンボールオンライン』の実現に必要だった二つのフュージョンとは? ICON2009で行われたNTL高宮氏の講演を紹介 」4gamer.net、2009年12月3日。〕。ゲーム中のエイジ1000にもカプセルコーポレーションは存在しており、「CC」というロゴが書かれた工場も登場する。 ある日、暗黒魔界で作られた人造人間戦士「ミラ」が率いる未来から来た軍勢が街を侵略し始める。主人公の村も燃やされ、突如生じた時間の歪みによる空間の裂け目に偶然吸い込まれたことにより、主人公はカメハウスでラディッツが孫悟飯を拉致しているエイジ761に迷い込む。そこへ未来から来た軍勢も孫悟空の生命エネルギーを奪うためタイムマシンでやって来るが、トランクスもタイムマシンに乗って現われ、企みを阻止する。そして主人公はトランクスのタイムマシンで元々の時代に帰って来るところまでが序盤の内容となっている。 ミラが率いる軍隊はエイジ2000に地球を侵略しようとしており、もっと強い力を得るためエネルギー吸収装置で生命エネルギーを集め、孫悟空のDNAを得るためにタイムマシンに乗って過去へ襲来し、レッドリボン軍に憧れているレッドパンツ軍やフリーザ軍の残党を利用して侵攻する。 プレイヤー達は、絶えず巻き起こる謎の異変や、時間の割れ目は何故起きたのか、軍勢と青い男の目的と正体は何なのかを追い、トランクスの手を借り新型のタイムマシンで時間を行き来して彼らの侵攻を食い止めるため立ち向かっていくことが目的。 ゲーム開始時に物語における背景の説明が始まり、その後、鳥山明をモチーフにした鳥山ロボットがゲームマスターとして解説を行う。また、タイムパトロールとしてやって来た、セルらと戦った直後のトランクスが〔「NTL高宮孝治氏、「ドラゴンボールオンライン」の開発構想を初披露 有名版権タイトルをゲーム化するための要諦は"原作への愛情" 」GAME Watch、2009年11月29日。〕チュートリアルを行う。 設定やキャラクターなどは集英社を通し鳥山明に逐次確認を取ったうえで制作されており、グラフィックスは鳥山が全て目を通している〔「「ドラゴンボールオンライン」クリエイティブディレクター高宮孝治氏特別インタビュー システム的な新しさではなく"原作感"の表現にこだわったMMORPG 」GAME Watch、2009年11月30日。〕。鳥山いわく中には自分が描いたデザインも結構あるとのこと。 まだ日の目を見ていなかったものも含めて、鳥山明が手掛けた本作の大量の設定や世界観は、2015年発売の家庭用ゲーム『ドラゴンボール ゼノバース』に使用され〔『30th Anniversary ドラゴンボール超史集』 集英社、2016年、190頁。ISBN 978-4087925050。〕、アーケード版カードゲーム『ドラゴンボールヒーローズ』にも本作の要素が盛り込まれた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドラゴンボールオンライン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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