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『ドラゴン・パーティ』とは、中里融司著のライトノベル。イラストは辻田大介が担当している。刊行レーベルは電撃文庫。 == ストーリー == 20世紀の後半から人類は原因不明の出生率低下に悩まされていた。特に男性は女性の二割以下という有様であった。人口が急激に落ち込み、地球環境も悪化していく中、人類は新天地を求め宇宙に進出した。 技術の進歩により恒星間航行が可能になって20年後、入植先の一つであるシリウス系第四番惑星「ゼピュロス」からの音信が途絶えた。それから10年後、シリウス星系から人類が初めて遭遇する地球外生命体の船団が到来した。 しかし彼らは侵略者であった。「敵」と呼ばれることになるこの生命体は自分を視認した人間の心身を瞬時に改変し、同族に変えてしまう力を持っていた。人類と「敵」との最初の戦いは、人類に大打撃を与えた。この3年後に「クリスマスの惨劇」が起こると社会の構造すら変わってしまった。 人類が大敗を喫したこの戦いで、主人公・南方優は戦線を離脱する途中の軍人ロボット・マリコの手で救助される。しかし一緒にいた妹・翔はすんでのところで『敵』と化した人間達に捕まってしまい、二人は離れ離れになってしまう。 妹を取り戻すと誓う優であったが「敵」の性質上、人間が宇宙に出ることはできなくなった。妹を案じても自分自身は手も足も出せない状況で優は無力感に苛まれていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドラゴン・パーティ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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