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ドラムブレーキ : ウィキペディア日本語版
ドラムブレーキ

ドラムブレーキ()とは、軸とともに回転する円筒形状の部材(ドラム)にブレーキシュー()を押し付けて制動力や拘束力を得るブレーキの一種である。
== 概要 ==

ドラムブレーキの方式は大きく分けると、ドラムの外側にシューを押しつける外接式と内側に押しつける内接式、ならびに外側と内側の両方に押しつける内外接式の3種類がある。外接式は船舶の舫い綱や漁網を巻き上げるウインチに利用例があり、内接式は自動車やオートバイの車輪に利用例がある。ブレーキシューは一端が揺動軸として回転可能に保持され、他端に油圧やカム、リンク機構を介して荷重を与え、ドラムに押し付けられる。シューの揺動軸に固定された側はヒール()、油圧などで荷重を与えられる側はトー()と呼ぶ。ドラムの摺動面がトーからヒールへ向かう方向に回転するとき、シューにかかる摩擦力がシューを押しつける方向に作用する偶力として働く。これによりブレーキを作動させる荷重以上の垂直抗力が加わり、より高い摩擦力が発生する。これを自己倍力作用と呼ぶ。一方、逆方向に回転すると、シューを離す方向に作用する偶力が生じ、摩擦力は弱くなる。自己倍力作用により、円板を側面から挟むディスクブレーキや車輪を側面から挟む方式のブレーキと比較すると、低い作動力で高い制動力、拘束力を生むことができる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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