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ドリーム・ポップ
ドリーム・ポップ (Dream pop) とは1980年代中盤に誕生したロックのジャンルのひとつ。めまいを誘うような浮遊感のある音世界が特徴で、エコーやリバーブ、ディレイ・エフェクトなどを駆使して演奏される。 == 概要 ==
=== 起源・特徴 === 1980年代中盤にコクトー・ツインズやThe PassionsやLowlifeといったポストパンクバンドが、ポップなメロディーを幻想的で官能的なサウンドをもって鳴らしたことがドリーム・ポップの始まりとされている。そういった初期のドリーム・ポップは、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「日曜の朝」やジョージ・ハリスンの「レット・イット・ダウン」、ジョン・レノンの「夢の夢」といった曲の息遣いの混じったボーカルや雰囲気のあるサウンドに影響を受けていた。特徴としてリフよりも幽玄なムードに焦点を置き、高音域の女性ボーカルや囁くような男性ボーカル、内省的な題材の歌詞などがあり、アルバムジャケットにはぼやけたような淡い色彩のものや飾り気のない殺風景なデザイン、またはこの二つの要素を足したものが好まれた。概して4ADレーベルがこのジャンルのアーティストを最も多く輩出したことで知られており、他にクリエイションやプロジェクト・レコーズなども多くのドリーム・ポップ・ミュージシャンの育成に貢献している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドリーム・ポップ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dream pop 」があります。
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