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リコリス菓子[りこりすかし]

リコリス菓子(リコリスかし、)とはスペインカンゾウ(リコリス、甘草の一種)のおよびアニスオイルで味付けされた菓子である。日本語では、英語名のリコリスまたはリコリッシュスウェーデン語 () やデンマーク語 () などからラクリッツとも呼ばれる。
== 概要 ==
北アメリカヨーロッパで古くから親しまれ、子供から大人まで幅広い人気がある。食感はよりグミに近く、光沢を帯びた真っ黒な色をしている。黒い色は食品着色料カーボンブラック(炭素)で着色される。グミの様な歯ごたえはゼラチン、光沢は蜜蝋を添加することで出している。米国ではひも状やチューブのように長い製品が多い。オランダ北欧ではサルミアッキのような塩味がありアンモニア臭のするリコリス菓子が好まれるが、これらは塩化アンモニウムで味付けがされている。製造元や地域によっては、グミの様な歯ごたえが無い硬い飴のリコリス菓子も製造されている。
日本人の味覚には合わない場合が多く「タイヤのゴムのよう」などと評される。
米国英国オーストラリアにはレッドヴァインズ(Red Vines)のような赤いリコリス菓子もある。これにはイチゴチェリーなどのフレーバーが添加してある。liquorice(リコリス)は本来、英語で植物のリコリス(スペインカンゾウ)を意味する単語だが、米国ではリコリス菓子を指す言葉としても使われる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リコリス菓子」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Liquorice (confectionery) 」があります。



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