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ドン・マッティグリー : ウィキペディア日本語版
ドン・マッティングリー

ドナルド・アーサー・マッティングリーDonald Arthur Mattingly, 1961年4月20日 - )は、MLBの監督、元選手。ポジションは一塁手アメリカ合衆国インディアナ州エバンズビル出身。ニックネームは「Donnie Baseball」。
からまでニューヨーク・ヤンキース一筋でプレーし、シーズンMVP首位打者打点王シルバースラッガー賞ゴールドグラブ賞などを獲得。背番号『23』は球団の永久欠番に指定されている。からまではロサンゼルス・ドジャースの監督を務めた。2016年からはマイアミ・マーリンズの監督を務める。
== 現役時代 ==

MLBドラフトニューヨーク・ヤンキースから19巡目に指名を受け入団。
にAAA級コロンバスで打率.315を記録してメジャー昇格を果たし、9月8日ボルチモア・オリオールズ戦でメジャーデビュー。
6月24日のボストン・レッドソックス戦でジョン・テューダーからメジャー初本塁打を放つ。は開幕からメジャーに定着し、前半戦で打率.330をマークしてオールスターゲームに初出場し、以後5年連続で選出された。後半戦で打率.357と更に数字を伸ばし、打率.343・23本塁打・110打点、共にリーグ最多の207安打・44二塁打の成績で首位打者のタイトルを獲得した。同年はチームメイトのデイブ・ウィンフィールドと激しい首位打者争いを演じ、シーズン最終戦で逆転した。MVPの投票では5位に入った。
は打率.324、共にキャリアハイの35本塁打・145打点、ウェイド・ボッグスに次ぐリーグ2位の211安打、リーグ最多の48二塁打を記録して最多打点のタイトルを獲得し、初のMVP・シルバースラッガー賞ゴールドグラブ賞を受賞した。
はボッグスに次ぐリーグ2位の打率.352、31本塁打・113打点、共にリーグ最多で現在も球団記録の238安打・53二塁打を記録。長打率.573もリーグトップだった。MVPの投票ではロジャー・クレメンスに次ぐ2位に入った。
は6月に故障者リスト入りするが、7月8日ミネソタ・ツインズ戦から、オールスターゲームを挟んで7月18日テキサス・レンジャーズ戦にかけて、史上2人目となる8試合連続本塁打を達成。7月16日には満塁本塁打を含む7打点を記録した。同年はメジャー記録となる1シーズン6本の満塁本塁打を放つなど〔キャリアで満塁本塁打を記録したのは同年のみ。〕、打率.327・30本塁打・115打点を記録した。
は23本塁打・113打点を記録したが、は不振に陥り、故障もあって102試合の出場で打率.256・5本塁打に終わり、同年を境に成績は下降。
はチームの10代目キャプテンに就任。8月16日、髪を切らないことを理由に試合への出場停止と罰金250ドルの処分を受けた〔ヤンキースでは選手とコーチの長髪と整えられた口髭以外の髭を蓄えることを禁止している。〕。は8月11日まで打率.304・出塁率.397を記録し、チームも地区首位に立っていたが、翌日から1994年から1995年のMLBストライキに突入。そのままシーズンが打ち切られ、史上初めてワールドシリーズが中止となり、ポストシーズン出場のチャンスを逃してしまった。
ストライキが収拾されたにチームはワイルドカードを獲得する。自身初のポストシーズンとなったシアトル・マリナーズとのディビジョンシリーズでは第2戦で本塁打を放つなど打率.417と活躍。しかしチームは最終第5戦で逆転サヨナラ負けを喫し、2勝3敗で敗退した。オフに背中の故障を理由に34歳で現役を引退。プロ入りから引退までヤンキース一筋でプレーした、近年では数少ないフランチャイズプレーヤーだった。
に自身の背番号23』がヤンキースの永久欠番に指定された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Don Mattingly 」があります。



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