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ドン・ロドリゴ日本見聞録(-にほんけんぶんろく)とは、ドン・ロドリーゴ・デ・ビベロが執筆した書物。江戸時代初期に日本を訪れた際に日本での見聞をまとめたものである。ドン・ロドリゴはスペインのフィリピン臨時総督である。 == ドン・ロドリーゴ・デ・ビベロの「万世一系」論 == 〔この章は、ベン・アミー・シロニー(著) Ben‐Ami Shillony(原著)『母なる天皇―女性的君主制の過去・現在・未来』大谷堅志郎 (翻訳)、26-27頁。 (第8章1『日本王朝の太古的古さ』)を参照。〕 16~17世紀のヨーロッパ人も、中国人と同様、日本人の万世一系の皇統とその異例な古さという観念を受け入れた。『日本書紀』は、神武天皇が帝国を創建した紀元前660年の第一月第一日を王朝の起点とした。聖徳太子は、この日付を初めて定式化した。その日本建国の日付を西暦に計算しなおして紀元前660年としたのは、ヨーロッパ人である。 『ドン・ロドリゴ日本見聞録』に、日本人について以下のように記述している〔Michael Cooper, ed., ''They Came to Japan.'' Barkeley: University of California Press, 1965, p.76.〕。 当時の天皇は後水尾天皇である。神武天皇に始まる皇統譜によれば、後水尾天皇はまさしく108代目である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドン・ロドリゴ日本見聞録」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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