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ナゴムレコードは、1983年より断続的に活動している日本のインディーズレーベル。通称ナゴム。主宰者はケラ(現・ケラリーノ・サンドロヴィッチ)。 == 概要 == *1980年代後半において、インディーズアーティストを専門に扱うレーベルとしてはキャプテンレコード、トランスレコードなどと並ぶ最大手レーベルの一つであった。当時のサブカルチャーの一端を担い、1990年代以降に著名となった多くのミュージシャン、クリエイターや俳優を輩出したことで知られる。 *レーベル作成当初は、ケラのバンド有頂天と、加藤賢崇・岸野雄一らのバンド東京タワーズのみが所属しており、加藤・岸野らは2つのバンドのみの共同レーベルと考えていた。だが、ケラが独自に多くのバンドをスカウトしてレコード化していき、自然の流れでケラが主宰者となった。 *「ナゴムレコード」という名前を決めたのは岸野雄一と川勝正幸であるという〔ばるぼら「NYLON 100% 渋谷系ポップカルチャーの源流」アスペクト(ISBN 978-4-7572-1449-1)収録のケラへのインタビューより。〕。先鋭的な活動をするからレーベル名くらいは「和む」がいいというのが、その理由。 *メジャーレコード会社はもちろん、インディーズレーベルでも引っかからないような個性の塊の様なバンドを積極的に取り上げた。在籍するミュージシャンの音楽性はさまざまだったが、いずれも外見・パフォーマンス面も含め異彩を放つ個性派と目された。 *ジャケットイラストの多くは、同じく「異端者」の集まりであった漫画雑誌『ガロ』の漫画家が手掛けている。 *所属アーティストのライヴに来場するファンに多く見受けられた、奇抜なファッションをした女性たちを「ナゴムギャル」、男性を「ナゴムキッズ」と呼んだ。1990年代後半、石野卓球(電気グルーヴ)プロデュースでデビューした篠原ともえの「シノラー」ファッションに共通点がみられ、彼女は「平成のナゴムギャル」といわれた。 * 2013年7月24日、ケラがTwitter上で創立30周年を機に新生ナゴムレコードを立ち上げると発表した。ケラと鈴木慶一との共同運営体制となり、第1弾作品として2人のユニットであるNo Lie-Senseのファースト・アルバムが11月6日にリリースされた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナゴムレコード」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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