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ナサニエル・ローゼン ナサニエル・ローゼン(Nathaniel "Nick" Rosen、1948年6月9日 - )はアメリカ合衆国出身のチェリスト。第6回チャイコフスキー国際コンクール優勝。南カリフォルニア大学ソーントン音楽学校(USC Thornton School of Music)、マンハッタン音楽学校(Manhattan School of Music)で教鞭を取った〔。 == 生い立ち == カリフォルニア州アルタデナ(Altadena)に生まれる。生家は音楽一家で父はアマチュアのヴィオラ奏者だった〔ロサンゼルス・タイムズ: "An Artist Finally Gets It on Record" Daniel Cariaga. 2007年3月22日閲覧〕。6歳から南カリフォルニア大学のエレノア・ショーンフェルド(Eleonore Schoenfeld)に師事。12歳で師の勧めにより、はじめガボール・レイト(Gabor Rejto)に学ぶ予定であったが、グレゴール・ピアティゴルスキーが南カリフォルニア大に移ることを知り、試験選抜により13歳で新設の特別音楽教育研究所に入学。のちに同研究所でヤッシャ・ハイフェッツやウィリアム・プリムローズら著名な教員について室内楽を学ぶ〔Internet Cello Society: "Interview with Nathaniel Rosen" Tim Janof. 2007年3月22日閲覧〕。 しばらくして音楽家としてのキャリアを開始。南カリフォルニア大在学中にロサンジェルス室内管弦楽団創設時のメンバーとなり、のちに首席チェリストとなる〔。またローレンス・レッサー(Laurence Lesser)に師事。22歳で南カリフォルニア大を卒業しピアティゴルスキーの助手を5年間務める。1977年、30歳でアンドレ・プレヴィン率いるピッツバーグ交響楽団の首席チェリストとなる〔。 1977年、ノームバーグ(Naumburg)国際チェロコンクールで優勝、ロンドンとニューヨークでリサイタルを開く。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナサニエル・ローゼン」の詳細全文を読む
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