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ナスィールッディーン・トゥースィー : ウィキペディア日本語版 | ナスィールッディーン・トゥースィー
ナスィールッディーン・トゥースィー〔Muḥammad ibn Muḥammad ibn Ḥasan Ṭūsī 、http://en.wikipedia.org/wiki/Nasir_al-Din_al-Tusi 〕(ペルシア語: محمد بن محمد بن حسن طوسی Muḥammad ibn Muḥammad ibn Ḥasan Ṭūsī アラビア語: ナスィールッディーン・アッ=トゥースィー Naṣīr al-Dīn Abū Ja‘far Muḥammad b. Muḥammad b. Ḥasan al-Ṭūsī、 نصير الدين ابو جعفر محمد بن محمد بن حسن الطوسي 1201年2月18日 –1274年6月25日)はシーア派を代表するペルシャ人〔Arthur Goldschmidt, Lawrence Davidson. "A Concise History of the Middle East", Westview Press, 2005. Eighth edition, pg 136〕〔Rodney Collomb, "The rise and fall of the Arab Empire and the founding of Western pre-eminence", Published by Spellmount, 2006. pg 127: "..Nasr ed-Din Tusi, the Persian, Khorasani, former chief scholar and scientist of "〕〔Nanne Pieter George Joosse, Bar Hebraeus, "A Syriac encyclopaedia of Aristotelian philosophy: Barhebraeus (13th c.), Butyrum sapientiae, books of ethics, economy, and politics: a critical edition, with introduction, translation, commentary, and glossaries", Published by Brill, 2004. excerpt: " the famous Persian scholar Naslr al-Dln al-Tusi "〕 の神学者である。またイブン・スィーナーら系譜に連なる逍遥学派の中興の祖と目される哲学者であり、数学者、天文学者であり、13世紀のイスラーム世界を代表する偉大な学者である。トゥースィーはイランのホラーサーン地方のトゥース生まれの人物を示す呼称で多くの学者がトゥースィー(アラビア語でアル=トゥースィー at-Tûsî)と呼ばれている。また「学識者トゥースィー」 محقِّقِ طوسى muḥaqqiq-i Ṭūsī、ホージャ・ナスィール・トゥースィーخواجه نصير طوسى Khwāja Naṣīr Ṭūsī、「人類の師」 استادِ بشر Ustād-i Bashar などの尊称で呼ばれて来た。 == 生涯 ==
=== 生い立ち === 1201年、トゥースのシーア派十二イマーム派の法学者であったムハンマド・ブン・アル=ハサン・トゥースィーの子として生まれた。トゥースィーが後年、著作で述べていることによると、年少時代は郷里トゥースで父や母方の叔父から直接十二イマーム派のアラビア語学やイスラムの聖典クルアーンやハディース学といった宗教諸学について修め、父と親交があったカマールッディーン・ムハンマド・ハースィブから数学を学んだという。さらなる学問の研鑽を志し、青年時代にはニーシャープールに移りイブン・スィーナーの系統に属す逍遥学派のアリストテレス哲学、論理学、医学をファリードゥッディーン・ダーマード・ニーシャープーリーやクトブッディーン・ミスリーから学んだ。またザンギー朝のヌールッディーンのもとで活躍した高名な数学者シャラフッディーン・ムザッファル・トゥースィーの弟子カマールッディーン・イブン・ユーヌスから数学、ムイーヌッディーン・サーリムから十二イマーム派法学について教授を受けた。詩学については、当時ニーシャープールに滞在していた高名な神秘主義者で詩人のファリードゥッディーン・アッタールに学んだとも言われている。こうして22歳の時にこれらの諸学を修めた免許状(イジャーザ ijāza )を授かっている。
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