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ナトリウムイオン二次電池[なとりうむいおんにじでんち] ナトリウムイオン二次電池(ナトリウムイオンにじでんち、)とは、非水電解質二次電池の一種で、電解質中のナトリウムイオンが電気伝導を担う二次電池である。正極にナトリウム金属酸化物を用い、負極にグラファイトなどの炭素材を用いるものが想定されている。単にナトリウムイオン電池、ナトリウムイオンバッテリー、Na-ion電池ともいう。 == 背景 == 1990年にSonyがリチウムイオン電池を実用化して以降、この方式のバッテリーの需要は飛躍的に増大し、リチウム資源の長期的な確保に懸念が生じるようになった。今後リチウムの需要が急増すれば、その価格上昇は避けられない。そこで地球上に豊富に存在するナトリウムイオンをベースとしたバッテリーの将来性が近年注目されるようになっている〔新しい蓄電デバイス『ナトリウムイオン二次電池』(科学技術振興機構) 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナトリウムイオン二次電池」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sodium-ion battery 」があります。
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