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ナノ好塩古細菌 : ウィキペディア日本語版
ナノ好塩古細菌[なのこうしおふるさいきん]

ナノ好塩古細菌NanohaloarchaeaNanohaloarchaeota)は、高濃度の塩環境に分布する古細菌の1系統である。独立のとする説と、ユーリ古細菌門の1綱とする説の二つがある。高度好塩菌と共に世界中の塩湖塩田などに分布する。
生息環境は高度好塩菌に似るが、この系統には入らず独立した系統を形成する。"''Ca.'' Nanosalina sp." J07AB43、"''Ca.'' Nanosalinarum sp." J07AB56は全ゲノムが解読されている。ゲノムサイズは1.2Mbp程、細胞サイズもおおむね0.6μmほどで、何れも非常に小さい。
== 参考文献 ==

*Ghai, R. ''et al.'' (2011). "New Abundant Microbial Groups in Aquatic Hypersaline Environments". Scientific Reports 1 (135).
*Narasingarao, P. ''et al.'' (2012). "De novo metagenomic assembly reveals abundant novel major lineage of Archaea in hypersaline microbial communities". ISME J. 6 (1): 81–93.
*Rinke, C., Schwientek, P., Sczyrba, A., ''et al.'' (2013)“Insights into the phylogeny and coding potential of microbial dark matter,”Nature, 499(7459):431-7.


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ナノ好塩古細菌」の詳細全文を読む



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