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ナノ粒子[なのりゅうし] ナノ粒子(ナノりゅうし,Nanoparticle)は、物質をナノメートルのオーダー(1-100ナノメートル)の粒子にしたものである。 比表面積が極めて大きいこと、量子サイズ効果(量子ドット)によって特有の物性を示すことなど、一般的な大きさの固体(バルク)の材料とは異なることから、様々な分野で研究・利用が進められている。 == 製法 == ナノ粒子の製法は、目的や材料に合わせていくつもの方法が開発されている。 材料の塊をボールミルやジェットミルなどで砕き、ナノメートルの大きさまで小さくする粉砕法、原料となるイオンまたは錯体を還元剤または電気化学的に還元し、凝集させてナノ粒子化する凝集法または還元法、原料をそのまま、あるいは担体に担持させて加熱分解する熱分解法、プラズマガス中蒸発法などの物理気相成長 (PVD) 法、レーザーで急速に蒸発させるレーザー蒸発法(アブレーション)、気相中で化学反応を起こす化学気相成長 (CVD) 法、などがある。 反応させる場が液相の場合は湿式法、気相の場合は乾式法と区別される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナノ粒子」の詳細全文を読む
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