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ナヘラ
ナヘラ(スペイン語:Nájera)は、スペイン、ラ・リオハ州のムニシピオ(基礎自治体)。州内のリオハ・アルタ地区にあり、ナヘリリャ川が流れる。サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の宿場の一つである。バスク語ではナハラ(Naiara)。 ==歴史== ローマ時代に定住地トリティウム(Tritium)がつくられた。その後イスラム支配時代にナヘラというアラビア語起源の名が与えられた。 923年、レオン王オルドニョ2世がナヘラを征服した。アタプエルカの戦い後、1054年にカスティーリャ王国に占領されるまで、ナヘラにはナバラ王国の首都が置かれていた。しかし、それでもナヘラには東西の文化が共存し続けた。1142年、フランス人聖職者モンボワッシエのピエールが訪問している。彼は重要なイスラム文書の翻訳(コーランのヨーロッパ言語への最初の翻訳を含む)を命じられてスペインを訪れたとされる。彼はナヘラで4人の翻訳家と面会したと推測されている。10世紀から、ナヘラは栄えたユダヤ人共同体を持ち、キリスト教徒によるレコンキスタ後には彼らは合法的な地位を授けられていた。 1367年4月3日に起きたナヘラの戦いで、イングランドのエドワード黒太子と同盟したカスティーリャ王ペドロ1世が、エンリケ・デ・トラスタマラ率いるフランス軍と激突し、大勝した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナヘラ」の詳細全文を読む
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