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ナボニドゥス : ウィキペディア日本語版
ナボニドゥス

ナボニドゥス(Nabonidus, ? - 紀元前539年)は新バビロニア最後の王(在位:紀元前555年 - 紀元前539年)。アラム系であると言われ、アッカド語では名前はナブー・ナイド(Nabû-nā'id)と表記される。
== 歴史 ==
 現代のナボニドゥスの治世への認識は、彼のバビロンの王としての治世よりもはるかに後代の、特にペルシア人とギリシア人による記述に負うところが大きい。その結果、ナボニドゥスは近代・現代の学問では否定的な意味で描かれることが多い。しかしながら、証拠の蓄積と現存する史料の再評価により、ナボニドゥスや彼の治世における出来事に対する評価は、この数十年で著しく変わってきた
〔See for example in W. von Soden, “Kyros und Nabonid: Propaganda und Gegenpropaganda”, in H. Koch and D.N. MacKenzie (eds.), Kunst, Kultur und Geschichte der Achämenidenzeit und ihr Fortleben (Berlin: Dietrich Reimer 1983), 61-8; P.-A. Beaulieu, The reign of Nabonidus king of Babylon 556-539 B.C. (New Haven CT: Yale University Press 1989); A. Kuhrt, “Nabonidus and the Babylonian priesthood”, in M. Beard and J. North (eds.), Pagan priests: Religion and power in the ancient world (London: Duckworth), 117-55; F. Grant, “Nabonidus, Nabû-šarra-uṣur, and the Eanna temple”, in Zeitschrift für Assyriologie 81 (1991:37-86); T.G. Lee, “The jasper cylinder seal of Aššurbanipal and Nabonidus’ making of Sîn’s statue”, in Revue d’Assyriologie 87 (1993:131-6); P. Machinist and H. Tadmor, “Heavenly wisdom”, in M.E. Cohen, D.C. Snell and D.B. Weisberg (eds.), The tablet and the scroll: Near Eastern studies in honour of William W. Hallo (Bethesda MD: CDL Press 1993), 146-51; H. Schaudig, Die Inschriften Nabonids von Babylon und Kyros’ des Großen samt den in ihrem Umfeld entstandenen Tendezschriften: Textausgabe und Grammatik (Münster: Ugarit-Verlag 2001); P.-A. Beaulieu, “Nabonidus the mad king: A reconsideration of his steles from Harran and Babylon”, in M. Heinz and M.H. Feldman (eds.), Representations of political power: Case histories from times of change and dissolving order in the ancient Near East (Winona Lake IN: Eisenbrauns 2007), 137-66.

(例えば、『バビロンの王ナボニドゥスの治世 紀元前556~539年』(ポール・アレン・ボーリュー、イェール大学出版、1989年) ; 『多神教徒の祭司たち:古代世界における宗教と権力』の中の「ナボニドゥスとバビロニアの祭司団」p.117~155(書籍の著者はメアリー・ビアード、編集はジョーン・ノース、書籍中のこの記事の著者はアミリー・クアート) ; 『ナボニドゥスとエアンナ神殿』 (F.グラント(著)、Zeitschrift für Assyriologie 81 (1991:37-86)) ; 『アッシュールバニパルの碧玉の円筒印章とナボニドゥスのシンの神像』(トーマス・G・リー(著)、Revue d’Assyriologie 第87号、1993年 p.131~136) ; 『粘土板と巻物-近東の研究 ウィリアム・W・ハロー博士に敬意を表して』収録の「すばらしい知恵」(P.マチニスト、H.タッドモア(1993年)、メリーランド大学出版(CDL Press)) ; 『政治権力の表現:古代近東における変化の時代と溶解する秩序の中の個人史』(マーリーズ・ハインツ、マリアン・H・フレッドマン(編)、アイゼンブラウン社(米国)、2007年)のp.137~166収録の『ナボニドゥス - 狂気の王 : ハランとバビロンの石柱の再考』(ポール・アレン・ボーリュー(著)) 

【翻訳協力要請】ほかにも参考文献があります。W. von Soden, “Kyros und Nabonid: Propaganda und Gegenpropaganda” ; H. Koch and D.N. MacKenzie (eds.), Kunst, Kultur und Geschichte der Achämenidenzeit und ihr Fortleben (Berlin: Dietrich Reimer 1983), 61-8 ; H. Schaudig, Die Inschriften Nabonids von Babylon und Kyros’ des Großen samt den in ihrem Umfeld entstandenen Tendezschriften: Textausgabe und Grammatik (Münster: Ugarit-Verlag 2001) の部分です。翻訳できる方の作業をお待ちしています。【/翻訳協力要請】)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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