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ナポリの六度、ナポリの六の和音、あるいは単にナポリとは、西洋音楽において、主音の短2度上(半音上)の音を根音とする長三和音のことである。音度記号表記では、♭II(on IV)。 この和音は元来、短調の短2度上の和音(例として、ハ短調であればⅡの和音Dm(♭5)の根音(D)を半音下げたもの)、もしくはⅣの和音Fmの完全5度(C)を半音上げたものである。ナポリ楽派が好んで使用したため、ナポリの六度と呼ばれている。慣習的に第1転回形(六の和音という)で使われる。 下属和音に準ずる和音として、サブドミナントの機能を持ち、特に短調において、IIの代理和音として使用されることが多い。クラシックでは「ナポリの六」はドミナントに進行するのが原則である。 伝統的にはNの記号で表され、また日本で多く使われる和声の教科書である和声 理論と実習では-II(長調では○-II)の記号で表され、ナポリのIIと呼ばれる。 ==各調における構成音== 音名は英語式による 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナポリの六度」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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