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ナポリ王国[なぽりおうこく]
ナポリ王国(ナポリおうこく、伊:Regno di Napoli)は、イタリアが統一される前の国家の一つで、13世紀から19世紀にかけて存在した。カンパニア州、カラブリア州、プッリャ州、アブルッツォ州、モリーゼ州、バジリカータ州及び、現在のラツィオ州の一部(ガエータ、カッシーノ)を含んでいた。 == 歴史 ==
=== アンジュー朝 === 「ナポリ王国」が実質的に生まれたのは13世紀の終わりのシチリアの晩祷による革命の結果で、シチリア王国(まだ南イタリア全域を包含していた)が二分され、シチリア島はバルセロナ家(アラゴン王家あるいはその分家)の支配下に、イタリア半島南部はフランス王家カペー家の分家アンジュー=シチリア家(1268年から南部の支配者)の支配下になったからである。両者はシチリア王国の国号を譲らず、それぞれ便宜的に「灯台のこちらのシチリア王国」(半島側、首都はナポリ)と「灯台のあちらのシチリア王国」(シチリア島側)と呼んでいた。間もなく、半島側に「ナポリ王国」の呼称が普及して、何度か中断もあったものの19世紀に両シチリア王国が建国されるまで続いた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナポリ王国」の詳細全文を読む
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