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ナミクダヒゲエビ : ウィキペディア日本語版
ナミクダヒゲエビ

ナミクダヒゲエビ(並管髭海老、学名:)はクダヒゲエビ科に分類されるエビの1種。西太平洋熱帯域の深海に生息する中型のエビで、食用向けに漁獲される。生時から赤色系の色調を呈するため、他の深海性エビ類と同様にアカエビ(赤海老)とも呼ばれる。
== 形態 ==
和名の通り、成体の体長は8cm程度の並の大きさのエビで、クルマエビ並の12cm以上になるものもあり珍重される。最大15cm程度。メスの方がオスよりも大きく、個体数も3割ほど多い。体表は橙を帯びたピンク色で、短毛が密生し光沢がない。水揚げして時間がたつと黒みが出る。和名にある「管鬚」の名の通り、第1触角鞭の片方(鞭)が太い管状の円筒形になっている。
第1触角鞭2対も体長の1/3以上の長さがある。額角は短く、複眼よりやや前方に出る程度で、弧状に湾曲し、上縁に8-9個の鋸歯があり、頭胸甲の後端近くまで伸びる。他のクダヒゲエビ科の種と同様に、5対の歩脚は後方のものほど細長くなり、第5歩脚は体長の7割ほどの長さになる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ナミクダヒゲエビ」の詳細全文を読む



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