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ナムプリック(, , )は、タイ料理のおかず。一般的には辛みと粘性のあるディップまたはホットソースである。 == 説明 == トウガラシ、ニンニク、エシャロット(玉ねぎの仲間)、ライム果汁などをすり鉢ですりつぶしてペースト状にしたもの。カピ(エビや小魚をつぶして発酵させたもの)、ナムプラー(魚醤)、砂糖を添加することもある。 ご飯にかけたり、ディップとして生野菜に付けたり、スープや煮込み料理の味付けに使用する。地域によって差異が大きく、また主婦の好みでもレシピが異なる。液体状、ペースト状、ほぼ乾燥したもの、顆粒状、粉末状などその形態は様々であり、北部タイだけでも30種類を数えるという〔山田均『世界の食文化5 タイ』農文協 2003 p.263〕。タイカレーのペーストに使用することもある〔Basic Red Thai Curry Paste(น้ำพริกแกงเผ็ด ; nam phrik gaaeng phet) Thai Food Master、2010年4月5日〕。タイ中央部では穏やかな味付けのものが、北部タイでは辛味の強いものが好まれる〔。歴代のミス・タイ(en)は一番好きな食べ物としてナムプリックを挙げることが定法となっており、この定法を確立させたのは1965年にタイ初のミス・ユニバースに輝いたアパサラー・ホンサクン(en)である〔。 File:Nam phrik num.jpg|北部タイのナムプリック File:Nam phrik pla salat ponน้ำพริกปลาสลาดป่น5323.jpg|生野菜に付けるディップとしてのナムプリック File:Nam phrik long ruea.jpg|料理に用いられたナムプリック File:Khao phat nam phrik narok.jpg|ディップとしてのナムプリック(手前) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナムプリック」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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