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ダウニング街10番地(ダウニングがいじゅうばんち、)はイギリスの首相が住む官邸の所在地である。 ナンバー10()と呼ばれることが多く、官邸またはイギリス政府を指す意味でも使われる。 == 概要 == 厳密には首相官邸ではなく、首相が兼務している第一大蔵卿官邸。また、「10」は番地(地番)ではなく住居番号である(日本での「a丁目b番地c号」の「c号」に相当する)。よって本来は“番地”もつかない「ダウニング街10」。 通称のとおり、国会議事堂や中央省庁が集中するシティ・オブ・ウェストミンスターのダウニング街にある。現在の建物は3階建てで、「10」とだけ書かれた玄関の扉が有名である(国有資産なので個人の表札は付けられないためらしいが、そもそもイギリスの家は住居番号や部屋番号だけを表示し、住人名は掲げないのが普通という)。建物の上層階には首相家族の居住スペースなどがあり、日本の総理大臣公邸よりはアメリカのホワイトハウス(官舎ではなく一家で住む)に近いスタイルである。 9番地は枢密院司法委員会(2009年9月まで)〔田中(2011)、118頁〕、11番地は財務大臣公邸、12番地は院内幹事長公邸として使われている。邸宅前の通りは、サッチャー政権以前は普通の道路として一般車両も通行できたが、1989年から封鎖され、関係者以外は排除されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダウニング街10番地」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 10 Downing Street 」があります。 スポンサード リンク
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