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ナンブイヌナズナ
ナンブイヌナズナ(南部犬薺、学名:''Draba japonica'' )は、アブラナ科イヌナズナ属の多年草 〔〔『日本の野生植物 草本II 離弁花類』p.128〕〔『山溪カラー名鑑 日本の高山植物』p.418〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.213〕。 == 特徴 == 全草に星状毛がある。茎は下部で分枝して株状になり、花のつく茎の高さは5-10cmになり、花のつかない茎はやや伸びる。茎につく葉は無柄で、長さ4-15mm、幅2-6mmの広倒披針形になり、先端は鋭形、縁は全縁または鋸歯があり、両面と縁に星状毛、2分岐毛、単純毛が生える〔〔〔〔。 花期は6-8月。茎の先端に総状花序を出し、黄色の花を数個-10数個つける。花柄は花序から斜めに出て、花柄には毛がある。花は黄色の4弁花で、花弁は長さ4.5-5mmの広倒卵形で先端はへこむ。萼片は4個あり、楕円形で花弁より短い。雄蕊は6個あり、うち4個が長い。雌蕊は1個で花柱の長さは0.2-0.5mm。花序は結実の頃伸びて、扁平で長さ3.5-6mmの楕円形から倒卵状楕円形の短角果をつける。短角果の両面は無毛か短毛があり、先端に花柱を残す。種子には付属体がつかない〔〔〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナンブイヌナズナ」の詳細全文を読む
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