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ナンヨウアブラギリ属[なんようあぶらぎりぞく]
ナンヨウアブラギリ属(学名''Jatropha'')はトウダイグサ科の植物の属。学名からヤトロファ(ジャトロファ)属とも呼ばれる。中央アメリカ・西インド諸島周辺を原産地とする木本または多肉植物、約170種からなる。世界の熱帯で観賞用などに栽培され野生化しているものもあるが、毒性がある。 花は花弁と蕚が各5個ある単性花で、集散花序につく。葉は常緑または落葉性の単葉で深く裂けるものもある。
==おもな種==
*ナンヨウアブラギリ(タイワンアブラギリ:''Jatropha curcas''):種子から油を採るため栽培され、バイオディーゼル原料として注目されている。単にヤトロファ(ジャトロファ)と呼ぶこともある。 *テイキンザクラ(''Jatropha integerrima''):花が紅色で大きく美しいので観賞用に栽培される。 *サンゴアブラギリ(イモサンゴ、トックリアブラギリ:''Jatropha podagrica''):茎の下部が徳利状に膨れる多肉植物で、花柄は赤く多数分枝しサンゴを思わせる。観賞用に栽培される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナンヨウアブラギリ属」の詳細全文を読む
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