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ニコチン酸 : ウィキペディア日本語版
ニコチン酸[にこちんさん]

ニコチン酸(ニコチンさん、、Na)とは、3つの異性体が存在するピリジンカルボン酸に属する有機化合物である。ニコチン酸アミドとともにナイアシンとも呼ばれ、ビタミンB3でもある。(ニコチン酸の生理活性は記事 ナイアシンに詳しい。)
== 歴史 ==
化学的には1867年アルカロイドニコチン酸化して得られるカルボン酸として発見され、ニコチン酸という慣用名を与えられる。1911年鈴木梅太郎およびC.Funkらが生体より抗ペラグラ因子(こうペラグラいんし、pellagra‐preventive factor)として単離した。ニコチン酸がビタミンであることは1937年にC.A.Elvehjemによって明らかにされた〔抗ペラグラ因子やビタミンとしての生体物質につけられた名称がナイアシン(niacin)である。〕〔八杉龍一ら(編)、「ニコチン酸」、『岩波生物学辞典』、第4版 CD-ROM版、岩波書店、1998年。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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