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ニコチンアミド
ニコチンアミド(nicotinamide、Nam)は、ニコチン酸(ビタミンB3/ナイアシン)のアミドである。ニコチンアミドは水溶性ビタミンで、ビタミンB群の一つである。この他、ナイアシンアミド(niacinamide)、もしくはニコチン酸アミド(nicotinic acid amide)とも呼ばれている。ナイアシンとしても知られるニコチン酸は''in vivo''でニコチンアミドから変換されるがビタミンとしての機能はそれぞれ全く同じである。しかしニコチンアミドには、偶発的ナイアシン変化による薬理学的毒性効果はない。したがって、ニコチンアミドはコレステロールを還元せず、皮膚の紅潮も引き起こさない〔Jacenollo, P. (1992). Niacin versus niacinamide 〕。しかし、大人がニコチンアミドを一日に3g以上摂取すると肝臓毒性を引き起こす可能性がある。細胞では、ナイアシンはNADとNADPから組み込まれるが、ニコチンアミドとニコチン酸のその経路は非常に似ている。NAD+とNADP+は、酵素的酸化還元反応において広く用いられる補酵素である。 == 出典 == 〔
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニコチンアミド」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nicotinamide 」があります。
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