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大阪株式市況[おおさかかぶしきしきょう] 大阪株式市況(おおさかかぶしきしきょう)は、毎日放送(MBSテレビ)が1959年3月1日に開局した当初から1990年代中ごろまで放送していた株式情報番組である。
==概要== 当初は、日興證券株式会社(現在のSMBC日興証券)の提供による「株式市況」という題で日興證券大阪支店からの公開放送形式であり午前中の取引開始直後と夕方の大引け直後の2回放送された。その後大阪証券取引所(大証。北浜)にMBSの専用放送席を設けて、日本証券業協会・大阪地区協会提供で毎日午前中の相場の模様を生中継した。 放送時間は当初月~土曜(祝日は休止)の10時台だったが、年々早まり、土曜の放送を1980年に廃止して、月~金の「モーニングEye」直後の枠に落ち着いた。その後「証券レーダー 北浜ホットライン」と改題し、途中にMBSアナウンサー・記者(水野晶子、小池清、高井智彦ら)の司会で、経済市況解説に加え、在阪企業のトップをゲストに迎えたインタビューも実施されたが、同取引所のリニューアル計画に伴い北浜からの中継が終了。1983年から1990年代後半の番組テーマ曲は村松健作曲の『NEW YORK,CLOUD 9』に『NIGHT FLIGHT』の曲の最後の部分を付け足したアレンジ版であった。 なお毎年3月下旬~4月上旬に選抜高等学校野球大会を中継したときは、当初は前場の案内の後に中継を開始し(1日目の場合は「開会式→株式市況→第一試合」の流れ)、最終試合終了後に大引けを案内するという体制だったが、1980年代以降は大会期間中は高校野球を優先し(野球中止の場合は放送)、この時期の株式市況(後番組の経済番組も同様)は放送休止となっていた。 その後「はなまるマーケット」フルネット化に伴い、11時台前半に茶屋町の本社スタジオからこれに代わる経済情報番組(「株式Today」「経済の風」「やりくり総合研究所」など)が数年放送されたが、東京一極集中による近畿地方に本社を置く大証上場企業の東京移転やインターネットの普及などで大証の市場情報をテレビで伝える役割は終わったとの判断から、2001年3月23日をもってMBSの開局以来続いた株式番組は廃止した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大阪株式市況」の詳細全文を読む
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