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ニコラス・オルマエチェア : ウィキペディア日本語版 | オリシェ
オリシェ(Orixe, 1888年12月6日 – 1961年10月9日)は、スペイン・ギプスコア県・オレシャ出身の著作家。バスク語で詩・小説・随筆などを創作し、特に詩人として知られた。本名はニコラス・オルマエチェア (Nikolas Ormaetxea)。 == 経歴 ==
=== バスク時代 === ギプスコア県・オレシャ(Orexa)に生まれたが、両親の下には既に多くの子供がいたため、ナバーラ県・ウイシの乳母の下で育った〔下宮(1979)、p.52〕。17歳だった1905年にナバーラ県・ハビエルにあったイエズス会に入り、1907年からはギプスコア県・アスペイティアにあったロヨラ聖堂で牧師の修業を積みながら西洋古典を学び、古代ギリシアのホメーロスや古代ローマのウェルギリウス、19世紀のプロヴァンス語詩人のフレデリック・ミストラルなどに傾倒した〔下宮(1979)、p.53〕。1923年から1931年にはビスカヤ県・ビルバオに住み、レスレクシオン・マリア・デ・アスクエが会長を務めていたエウスカルツァインディア(バスク語アカデミー)の活動に協力した〔。1920年代後半からはバスク人詩人のシャビエル・リサルディと親交を深め、リサルディの詩集『心と月に映ったもの』では序文を書いた〔下宮(1979)、p.54〕。1929年にはバスク語ビスカヤ方言で、16世紀に出版された作者不明の『ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯』を翻訳し、1930年にはフレデリック・ミストラルの『ミレイオ』(ミレイユ)をバスク語に翻訳した〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オリシェ」の詳細全文を読む
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