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ニコラス・ナボコフ(''Nicolas Nabokov'', 1903年4月17日 - 1978年4月6日)はロシア帝国出身のアメリカ合衆国の作曲家、文化人。 ミンスク近郊の上流家庭の家に生まれた。従兄に作家のウラジーミル・ナボコフがいる。1918年にロシア革命によってクリミア半島に逃れたが、そこでウラディーミル・レビコフから音楽教育を受けた。短期間ドイツに滞在した後、1923年からパリに定住し、パリ大学で学んだ。 1928年、セルゲイ・ディアギレフの委嘱でバレエ・リュスのモンテカルロ公演のためにバレエ・オラトリオ『オード:神の尊厳への瞑想』を作曲。ついで1931年には『叙情交響曲』を作曲。1933年にバーンズ財団の音楽講師としてアメリカへ移住。その翌年にはバレエ『ユニオン・パシフィック』を作曲している。 1936年から1941年にかけてニューヨーク州のウェルズ大学で教壇に立ち、ついでメリーランド州のセント・ジョン大学に移った。1945年から米国戦略爆撃調査団で働くようになり、引き続いて占領下のドイツで文化アドバイザーを務めた。 帰国後の1947年からピーボディー音楽院で教えるようになり、1950年から1951年にかけてローマのアメリカン・アカデミーの音楽監督を務めた。1951年、文化自由会議の事務局長となり、15年にわたって多くの音楽祭や芸術祭を企画した。 その間にも1958年にはオペラ『ラスプーチンの最期』、1966年にはバレエ『ドン・キホーテ』を作曲している。 ==文献 == * Bonnie Hedges, Bonlyn Hall: ''Twentieth-Century composers in the Chesapeake Region'', in: Twentieth-century composers in the Chesapeake region - A bio-bibliography and guide to library holdings, Richmond, Virginia: Chesapeake Chapter Music Library Association, 1994, 168 p. * Wolfgang Suppan, Armin Suppan: ''Das Neue Lexikon des Blasmusikwesens'', 4. Auflage, Freiburg-Tiengen, Blasmusikverlag Schulz GmbH, 1994, ISBN 3-923058-07-1 * Maurice Fleuret: ''Chroniques pour la musique d'aujour'hui'', Arles, France: Editions Bernard Coutaz, Recueil d'analyses de cinquante-quatre musiciens sélectionnées parmi la production journalistique de Maurice Fleuret. 1992, 275 p. ISBN 978-2-87712-049-4 * Edith Borroff, J. Bunker Clark: ''American opera : a checklist'', Detroit: Harmonie Park Press, 1992, 334 p., ISBN 978-0-89990-063-6 * Paul E. Bierley, William H. Rehrig: ''The heritage encyclopedia of band music : composers and their music'', Westerville, Ohio: Integrity Press, 1991, ISBN 0-918048-08-7 * Giuseppe Triggiani, Franco Mannino: ''Il melodramma nel mondo 1597-1987'', Bari: Levante Editori-Bari, 1988, 378 p. * Lubov Breit Keefer: ''Baltimore's music - The haven of the American composer'', Baltimore: 1982, 343 p. * James L. Limbacher: ''Film music : from violins to video'', Metuchen, N.J.: Scarecrow Press, 1974. 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニコラス・ナボコフ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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