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ニコ・コヴァチ(、, 1971年10月15日 - )はドイツ出身の元クロアチア代表サッカー選手。現サッカー指導者。ブンデスリーガ・アイントラハト・フランクフルト監督。ポジションは守備的ミッドフィールダー。 == 経歴 == 2002 FIFAワールドカップ、2006 FIFAワールドカップに出場したクロアチア代表ミッドフィルダー。弟ロベルト・コヴァチと共に代表での精神的支柱となり、チームを支えた。安定感のあるプレーが持ち味。EURO2008ではキャプテンとしてチームを牽引したがベスト8で敗退した。これにより代表引退を表明していたが周囲の慰留をうけて撤回、大会後も代表を続けることとなった。 しかし2009年1月8日、若手に出番を譲りたい等の理由から代表引退を表明。さらに同年、シーズン終了をもって現役も引退することを表明した。 引退後は指導者になっている。 2009年から2012年まで古巣のレッドブル・ザルツブルクでアシスタントコーチやユースチームの監督として指導者としての経験を積み〔Salzburg: Kovac steht in der Poleposition KURIER 2015年12月13日〕、2013年にU-21クロアチア代表の監督に就任。 2013年10月16日、辞任したイゴール・シュティマッツ監督の後を継いでクロアチア代表監督に就任。1ヶ月後の2014 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選プレーオフではアイスランドを1勝1分で破り、2014 FIFAワールドカップ出場権を勝ち取った〔新監督の下、どん底から這い上がったクロアチア。W杯で再び旋風を巻き起こすことが出来るか? フットボールチャンネル 2013年12月19日〕。 2014 FIFAワールドカップではカメルーンには勝利したものの、ブラジル、メキシコには敗れ、グループリーグ3位で敗退した。ブラジル戦で主審を務めた西村雄一の物議を醸したPK判定について「あれがPKなら、我々はもうサッカーをする必要がない。代わりにバスケットボールをしよう。残念だよ」と批判していた〔クロアチア監督、西村主審を批判 「あれがPKならサッカーをする必要ない」 Goal.com〕。 UEFA EURO 2016予選では序盤こそ首位に立っていたものの、2015年9月のアゼルバイジャン戦で引き分け、ノルウェー戦で敗れると、3位に転落。クロアチアサッカー連盟のダヴォール・シューケル会長から「ここ2試合の結果を誰も予想できなかった。我々は自分たちで首を絞めてしまった。少し前まで首位にいたんだ。理事会は満場一致でこの結論に至った」と語られ、クロアチア代表監督を解任された〔EURO予選不振のクロアチア、N・コヴァチ監督を解任 フットボールチャンネル 2015年9月10日〕。 2016年3月8日、ドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトの監督に就任〔サッカー=長谷部フランクフルトの新監督にニコ・コバチ氏 ロイター 2016年3月9日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニコ・コヴァチ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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