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ニジェール内陸デルタ[にじぇーるないりくでるた]
ニジェール内陸デルタは、マリ共和国国内にある、多数の湖や氾濫原からなる広大な地域。ニジェール川中流、二つに分かれたニジェール川とその支流バニ川との間に位置する。400km以内にはモプティ、セバレ、ジェンネといった都市がある。 フラニ族とドゴン族がこの地域及びその周辺に住んでいる。雨季には沼は湖となり、台地には水がいきわたる。乾季には湖と水路の網目となる。羊、トウジンビエ、米が主要農業生産物である。また住民はこのデルタから水や魚も得ている。 拡大しているサヘルに近いことから、ニジェール内陸デルタでも降水量の減少が心配されている。 19世紀初頭、この地域にセク・アマドゥがマシナ帝国を築き、1820年に首都アムダラーイを建設した。1862年、マシナ帝国はウマール・タールのトゥクルール帝国に征服された。トゥクルール帝国はフランスに征服され、この地域は1960年に独立したマリの一部となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニジェール内陸デルタ」の詳細全文を読む
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