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ニッドヘグ : ウィキペディア日本語版
ニーズヘッグ

ニーズヘッグ〔(〔『エッダ 古代北欧歌謡集』24頁(「巫女の予言」脚注130)。〕〔『Dictionary of Northern Mythology』p.231.〕〔; 語釈は「怒りに燃えてうずくまる者」〔など)とは、北欧神話に登場するである。
スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第15章によれば、ニーズヘッグはニヴルヘイムフヴェルゲルミルの泉に多くの蛇と共に棲み、世界樹ユグドラシルの三つめの根を齧っている〔『エッダ 古代北欧歌謡集』236頁。〕。その傍ら、『古エッダ』の『グリームニルの言葉』第55節によれば、栗鼠ラタトスクを介して樹上の大鷲フレースヴェルグと罵り合っている〔『エッダ 古代北欧歌謡集』55頁。〕。
さらに『古エッダ』の『巫女の予言』には、ニーズヘッグがナーストレンドで死者の血をすすることが書かれている〔『エッダ 古代北欧歌謡集』12頁。〕。
なお、この蛇はラグナロクを生き延びるとされている。『巫女の予言』第66節に、終末の日に翼に死者を乗せて飛翔する黒き龍として登場する〔『エッダ 古代北欧歌謡集』15、24頁。〕。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ニーズヘッグ」の詳細全文を読む



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