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日本ペイント株式会社(にっぽんペイント)は、東京都品川区に本社を置く汎用塗料の製造販売をおこなう企業である。会社の通称は「ニッペ」で、家庭用塗料には「ニッペホームペイント」とつく商品が多い。 2014年10月1日、持株会社体制への移行に伴い、従来の日本ペイント株式会社は日本ペイントホールディングス株式会社に商号変更され持株会社となり、新設分割により事業会社の日本ペイント株式会社が設立された。 2015年4月1日、日本ペイントグループは事業別に子会社を再編。2014年設立の日本ペイント株式会社から汎用塗料事業以外の事業を他の子会社に分割し、同社は日本ペイント販売株式会社に吸収合併され、日本ペイント株式会社(3代目)に商号変更した。 本項では、持株会社化以前の日本ペイントおよび現在の事業会社たる日本ペイントについて記す。 コーポレート・スローガンはBasic&New、それより前のスローガンは「豊かな心で未来をひらく」であった。 == 概要 == 1881年(明治14年)3月14日に茂木春太、茂木重次郎の兄弟が同社の前身にあたる光明社を東京・三田に設立。亜鉛華より固練り塗料を開発し、当時の帝国海軍に船体塗料として納入。1896年(明治29年)に東京・南品川に工場を新築移転。やがて1898年(明治31年)には日本ペイント製造株式会社に改組し、日本初の塗料工業会社として出発する。なお南品川の工場は現在に至るまで同社の東京事業所として存在し続けている。その後、1905年(明治38年)には大阪府鷺州村(現在の大阪市福島区鷺州)に工場を新設したことに伴い、経営の拠点を大阪へ移し、現在に至る。 当時の商標は漢字の「日」を記号化した日の丸印(日本水産の社章と同じマーク)で、1925年(大正14年)から使用され、1984年(昭和59年)に現在の社章に改められるまで使われてきたが、もともと両社とも社名に「日本」が入る企業であるためか、商標権に関する争いはない。当然ながら資本・人材面での関係も一切ない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本ペイント」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nippon Paint 」があります。 スポンサード リンク
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