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ニトロバイド : ウィキペディア日本語版
硝酸イソソルビド[しょうさんいそそるびど]
硝酸イソソルビド(しょうさんイソソルビド)は狭心症の治療薬として用いられる硝酸エステル製剤である。一般名として、ヒドロキシ基の1つが硝酸エステルとなっている誘導体を含む製剤である一硝酸イソソルビドと2つとも硝酸エステル化されている二硝酸イソソルビドがあり、単に一般名で硝酸イソソルビドといった場合は後者(ビス硝酸エステル)を指す。
前者、後者ともに肺高血圧治療薬、勃起不全治療薬のクエン酸シルデナフィル塩酸バルデナフィルタダラフィルとの併用は、過度の血圧降下となることがあり禁忌である。
== 一硝酸イソソルビド ==

一硝酸イソソルビド(いちしょうさんイソソルビド、)はイソソルビドヒドロキシ基の1つが硝酸エステルとなっている誘導体。 代表的な製剤名(いわゆる先発医薬品)はアイトロール錠(トーアエイヨー製造販売・アステラス販売)である。その他各種の後発医薬品も利用でき、日本国内では次に示す商品名で販売されている。
*アイスラール錠アイロクール錠イソニトール錠イソモニット錠ソプレロール錠タイシロール錠
初回通過効果 (first pass effect) による化学的修飾を受けにくく、生体内利用率が100%に近い。生体内利用率 (bioavailability)、薬物動態 (pharmacokinetics) に優れていることから、欧米市場ではマーケットシェアを伸ばしてきた。
重大な副作用は肝機能障害、黄疸などである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「硝酸イソソルビド」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Isosorbide mononitrate 」があります。



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