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ニノ・ベンベヌチ(Nino Benvenuti、1938年4月26日 - )は、イタリアの元プロボクサー。イゾラ出身。元世界2階級王者。 == 来歴 == アマチュアではイタリア選手権5連覇、欧州選手権も連覇。ローマオリンピックでもウェルター級で金メダルを獲得。カシアス・クレイ(モハメド・アリ)を抑えてヴァル・バーカー・トロフィー(最優秀選手)を受賞した。 オリンピック後にプロ転向。1961年1月20日にプロデビュー。以来勝ち星を積み重ね、3年目の1963年にイタリアミドル級王座を獲得。 1965年6月18日、サンドロ・マジンギをKOで倒し、WBA・WBC世界ライトミドル級王座を獲得。マジンギの再戦を返り討ちにして初防衛。 1966年6月25日、韓国・ソウルでオリンピックで倒したことのある金基洙と対戦し、判定負けで世界王座を失うとともにデビューからの連勝も「65」で止まった。 1967年4月17日、エミール・グリフィスが持つWBA・WBCミドル級王座に挑戦し、判定勝ちで2階級制覇達成。 1967年9月29日の再戦で初防衛失敗するが、翌1968年3月4日に王座奪還。 1968年6月7日、赤坂義昭とローマでノンタイトルを戦い、2RKOで退けた。 ミドル級王座を3度防衛。世界王座に君臨していた1969年には映画「荒野の大活劇」でジュリアーノ・ジェンマとともに主演を務めた。 1970年11月7日、カルロス・モンソンに敗れ王座陥落。 1971年5月8日に再戦も王座奪還に失敗。この試合を最後に引退。 引退後はトリエステでレストランを経営する他、テレビ番組の司会者としても活躍。1995年よりボランティアにも精を出している。 1996年、国際ボクシング名誉の殿堂博物館に顕彰された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニノ・ベンベヌチ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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